【取材・文●新里陽子 撮影●小林愛香】
[ お子さまが大好きな一品も、ポイントを押さえればプロの味に! ]

「野菜類は同じ大きさにカットすると美しいでき栄えに。しんなりするまでよく炒めることも大切です。フライパンを適度に動かしつつ、均一に混ぜ合わせて火を入れていきます」
材料(1~2人分)
スパゲティ・・・200g
オリーブオイル・・・適量
にんにくみじん切り・・・適量
ピーマン・・・1個
ロースハム・・・2枚
玉ねぎ・・・1/4個
トマトケチャップ・・・大さじ3
とんかつソース・・・小さじ1
パルメザンチーズ・・・大さじ2
バター・・・大さじ1
塩・こしょう・・・適量
パセリみじん切り・・・適量
タバスコ・・・少々(お好みで)
1 大きな鍋にお湯を沸かし、塩を入れスパゲティをゆであげておく。
2 熱したフライパンにオリーブオイルを入れ、短冊切りにしたにんにくも入れて香りを出す。この中に拍子切りにしたロースハムを加えさっと炒めたら、薄切りにしたピーマンと玉ねぎも加えしんなりするまでよく炒める。
3 塩・こしょうで味を調えたらトマトケチャップととんかつソースを加え混ぜ、火を止める。
4 別のフライパンにオリーブオイルを入れ熱し、1のパスタを加えてよく炒める。この中に3とパルメザンチーズ、バターを加えよく混ぜ合わせる。塩、こしょうで味を調えて盛りつけたら、パセリのみじん切りで飾る。

レシピ製作・調理
超人シェフ倶楽部所属・片岡護さん
[アルポルト]
1948年9月15日、東京都に生まれる。美大受験に失敗した矢先、母親が勤めていた先の外交官に「総領事としてイタリアに赴任するから、コックとして付いて来ないか?」と誘われたのが料理の世界に入ったきっかけ。イタリアで修業した5年間で、イタリア料理、地方料理の基礎、サービスまで習得する。帰国後は、『小川軒』を経て『マリーエ』のシェフを務める。1983年に独立し、『アルポルト』をオープン。「コース料理を主体にヘルシーな料理を提供すること」をモットーに、新しい時代に合ったイタリアンのスタイルを確立。日本を代表するシェフの一人となる。現在、テレビや雑誌など、幅広く活躍中。『片岡護のお手軽極うまイタリア丼』(講談社)など著書多数。

〒106-0031
東京都港区西麻布3-24-9
上田ビルB1F
Tel 03-3403-2916
定休日 : 月曜日
http://www.alporto.jp

●超人シェフ倶楽部とは?
ジャンルを超えた料理人の交流と食育の啓蒙をテーマにする食文化創造集団。おいしくて体に良いレシピの提供、給食のプロデュースなど幅広く活動している。