

調理●ザ グラン リゾート プリンセス有馬 日下 正憲


・さつまいも...300g(1本)
A (バター40g、塩5g、マヨネーズ大さじ2、卵黄2個分)
・伊勢海老(冷凍)...700g
・卵黄...1個分(焼き色用)
- さつまいもをアルミホイルに包んでオーブンで焼く。
(オーブンがない場合は皮をむいて厚めに切り、水からゆがいても可) - さつまいもの皮をむき、適当な大きさに切る。
- 2を片手鍋に入れて弱火にかけながらAを入れ、ヘラで練っていく。さつまいもが鍋肌につかなくなり、しっとりと、ひとかたまりの団子のような状態になれば完了。
- 3をバットに広げてラップをかけて冷ます。冷めたら12等分にして丸めておく。※写真F
- 鍋に沸騰させた湯に塩(分量外)を入れ、伊勢海老を約15分ゆでる。
※ゆがいた海老ならブラックタイガーなどでも代用可。 - 5をザルにあげ、乾燥を防ぐため濡れたふきんをかけて冷ます。
- 6の頭と胴の殻をはずし、身を取る。※写真G H I
身は縦半分に切って半身をそれぞれ6等分する(計12個)。頭と胴の殻は盛りつけに使うので洗っておく。
- 4のさつまいもの団子を手のひらで軽く押して平らにし、7の海老を真ん中に置いて包み、丸める。※写真J
- 8に卵黄を塗って乾かし、もう一度塗る。再度乾いてから手持ちの型抜きなどで模様をつける。
- 220度のオープンで軽く焼き色がつく程度に6分ほど焼く。
※ガスコンロのグリル、オーブントースターでも可。ただし火が近く、焦げるので卵黄は塗らない、または団子の高さを低くするとよい。 - 海老の胴の殻に盛りつけ、頭も添えて飾る。

●レシピ製作・調理
超人シェフ・小山和夫さん
1955年兵庫県生まれ。高校卒業後、料理人となり、著名な料亭やホテルで腕を磨く。現在は日本最古の湯・有馬温泉にある会員制リゾートクラブ「ザ グラン リゾート プリンセス有馬」の調理長を務め、クラブ全体の料理指導も兼任。茶道や包丁儀式など古典文化にも精通し、伊勢神宮や生田神社でその技を披露。和の真髄を極めている。

●超人シェフ倶楽部とは?
ジャンルを超えた料理人の交流と食育の啓蒙をテーマにする食文化創造集団。おいしくて体に良いレシピの提供、給食のプロデュースなど幅広く活動している。