【取材・文●新里陽子 撮影●小林愛香 スタイリング●廣松真理子】
[ お子さまが大好きな味。ふんわり仕上げます ]

下ごしらえが大事です!
「美味しく仕上げるにはエビをよく洗って下処理をしっかりすること。臭みが残りません」
隠し技で最終仕上げ!
「ヨーグルトに塩を加えると、水が出てクリームチーズのようになめらかになります」
材料(4人分)
エビ(ブラックタイガーなど)・・・8尾
片栗粉A・B・・・各大さじ1
片栗粉C・・・大さじ1/2
卵白・・・大さじ1
サラダ油A・・・大さじ1/2
サラダ油B・・・大さじ1
マヨネーズ・・・50g
ヨーグルト(加糖)・・・200g
塩・・・小さじ1
1 エビの殻と尾を取りむき身にし、節目につまようじを刺して背ワタをとる。水少々と片栗粉Aと塩少々を混ぜ、エビにもみ込むようにし、臭みをとる。
2 水で1のエビを洗い流し、キッチンペーパーで水気をふきとる。
3 2を入れたボウルに、卵白と片栗粉B、サラダ油Aを入れ、もみ込み衣をつくる。
4 エビの背を包丁で開き、片栗粉Cをまぶす。
5 フライパンにサラダ油Bをひき、4の両面と開いたところを色が変わるまで焼く。
6 ヨーグルトに塩を加え、キッチンペーパーを敷いたザル(下にボウルを置いて)に入れ、30分間そのままにして水分を抜き、マヨネーズを加えてソースをつくる。5と和えて完成。

●レシピ製作・調理
超人シェフ倶楽部所属・五十嵐 美幸さん[美虎(みゆ)]
東京都東村山市生まれ。子どもの頃から父が開いた中華料理店を手伝い、高校卒業後、本格的に厨房へと入る。22歳にして父より2代目料理長に任命される。その年『料理の鉄人』に当時最年少挑戦者として挑戦、一躍その名を馳せる。料理モットーは「野菜を多く使うこと」「食材本来の旨味を生かすこと」「四季を感じる料理を作ること」。そして医食同源の思想と、食の大切さを伝える料理を提案している。2008年、長く携わってきた実家の中華店から独立し『中華料理 美虎(みゆ)』をオープン。野菜を中心に、日本の食材を中華や日本の技法を用いてあっさりと調理し、見た目にも美しい料理が人気を集めている。

〒151- 0066
東京都渋谷区西原2-32-6
UTSビル1F
電話 : 03-6416-8133
定休日 : 月曜日(但し月曜が祝祭日の場合は翌火曜日)
http://www.miyuki-igarashi.com/

●超人シェフ倶楽部とは?
ジャンルを超えた料理人の交流と食育の啓蒙をテーマにする食文化創造集団。おいしくて体に良いレシピの提供、給食のプロデュースなど幅広く活動している。